群馬県のこんにゃく芋の生産量は約6万トン、全国の9割以上を占めており、その7割以上は、北部に集中しています。(図1)赤城山や榛名山、谷川岳を水源とする利根川の流れ、この豊かな自然環境がこんにゃく芋の栽培に適しているからです。自然豊かな「風景」、伝統に培われたこんにゃく作りの歴史と「風土」、手塩にかけてつくる人々の愛が生み出す「風味」によって、最良の品質と安定供給を目指しています。
当社工場は、豊かな“三風”に囲まれた渋川市の北部に位置し、(図2)、日本名水百選に選ばれた“箱島の湧水”と同質の地下水と独創的な製法で美味しいこんにゃくづくりに取り組んでいます。
[図1]平成24年 |
[図2]平成24年 |
「こんにゃく芋」は、とても手のかかる食材なのです。寒さに弱く、秋には土から掘り起し、寒さを防ぐため屋内で保管し、春には植え戻し、夏は暑さや強い日差しからこんにゃく芋を守るために敷きわらをし、これを繰り返し2年から3年かけて成長させます。
こうして農家の方々が手間と時間をかけて育てたこんにゃく芋だからこそ、美味しいこんにゃく商品をお届けできるのです。