春になると、秋に収穫して貯蔵しておいた種イモを畑に植え付けます。
1ヶ月ほどで小さな芽が出てくるまで様々な作業をしなければなりません。
土の中の種イモは酸素が必要なので、かぶせる土をやわらかく耕したり、土の量を調節したりします。
また、雑草や直射日光から守ったり、雨で土が流されないように、藁や枯れ葉をかけます。
種イモから芽が出て葉が開くまでの約1ヶ月の間に土の中では種イモの上に新イモが出来ます。
そして、種イモから養分を吸い上げてどんどん大きくなります。
反対に種イモはだんだん小さくなり、ひからびてしまいます。
1ヶ月たち、地上に開いた葉が枯れて倒れると、新イモの成長も止まります。(9月〜10月)
葉が倒れてから日数がたたないうちにできたイモを堀り上げます。
キズや水濡れに弱いので、良く晴れて乾燥した日に作業をします。
種イモを畑に植え付ける
刈り敷きをし種芋の堆肥にする
こんにゃくの葉がひらく
こんにゃくの葉は、とても変わった構造をしています。
何枚もの葉が茂っているように見えますが、実は葉はつながっていて一枚だけの葉(小葉)からできているのです。ですから、一部が傷つくと、全体が痛んでしまいます。