こんにゃく芋はじゃがいものように種イモから育てます。 こんにゃくの材料となるまで成長するのに2〜3年かかります。栽培期間は過湿や乾燥に弱く葉に傷が付いただけでも病気になってしまうほどデリケートなこんにゃく芋は強風や直射日光の当たらない、水はけのよい山の斜面などで栽培します。
最近では栽培 技術が進み平坦な場所でも栽培できるようになりました。
全国のこんにゃく芋の90%以上が群馬県で生産され、その生産量は約5〜6万トンです。日本一の産地を支えるこんにゃくいも品種は「あかぎおおだま」で病気に強く、県内生産の約8割を占めています。
さらにその中でも、群馬北部のエリアが群馬県全体のこんにゃく芋の生産量の75%を占めます。
山形のこんにゃくの歴史は古く、平安時代から玉こんにゃく、芋煮という食文化があったと伝えられています。特に玉こんにゃくは家庭の食卓に欠かせない一品で、山形県内の 主な観光地、祭事などの定番商品です。消費量は、東京の実に2.4倍※のこんにゃくを食べています。
平成23年〜25年平均
※総務省統計局 家計調査