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こんにゃく問答

VOL 58 「こんにゃく」がダイヤモンドの時代

凍みこんにゃく

ドラマ「赤いダイヤ」が分かる方は団塊世代以上の方でしょうか。昭和37年(1962)に出版され翌年TVドラマ化で大沸騰した梶山季之の小説です。物語は商品先物取引の“あずき”市場を舞台に政財界・マスコミを巻き込んで壮絶な仕手戦に発展するドラマで、現代の池井戸版の男の夢を実現する痛快な物語です。
実は「こんにゃく」にも古くは、あずき同様の先物取引商品として利権がありました。
当時はこんにゃくの産地が偏在し、こんにゃく芋の病気や天候に左右され作柄の不安定で相場変動が激しい特徴があったのです。そのためこんにゃくの価格が上下し“半農半商”の性格を持つ商品となっていました。こうした投機商品としてのこんにゃくが、ときには「札束」に見えるほどだったとあります。大正から昭和中頃にかけて狂乱の相場があったというので驚きます。赤いダイヤが赤豆なら、こんにゃくは黒いダイヤかと思えば食品ではトリュフと黒マグロだそうです。

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