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こんにゃく問答

VOL 50 「こんにゃく」を着る!

こんにゃくと着物

厚手の和紙をこんにゃく糊で継ぎ合わせ、これを丹念に揉んで柔らかくし、柿渋を塗って仕上げた「紙子」という和紙の着物があります。その歴史は古く、平安の中期に播磨の書写山に草庵を結んだ性空(しょうくう)上人がこの「紙子」を着ていたという記録があるそうです。
現存する最古の「紙子」とされているのは、上杉謙信の陣羽織で山形県米沢市の上杉神社に所蔵されています。
江戸時代には庶民の防寒具としても「紙子」は普及したそうです。この時代に、和紙にこんにゃく糊を塗ってつくられた「紙鍋」もあり、水を入れても漏れず熱することができ、炭火にかけても紙にこげ色もつかない優れものだったそうです。
また、東大寺二月堂のお水取りの修行僧たちが伝統的にこの「紙子」を着るとのことです。

こんにゃくの多機能性を活かした先人の知恵に驚きます。

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