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TOP > 2021年度のコラム・こんにゃく問答

VOL 75 こんにゃくステーキ尽くし

皿にのったこんにゃくステーキ

健康に良く、ダイエット効果もあり、食べて納得、その上コスパ満点の“こんにゃくステーキ”で食欲増進に挑戦しましょう。
味も形も肉に負けない多様性を活かしたこんにゃくステーキの真骨頂をお届けします。
「味」では、甘辛に始まり、ポン酢ソース、バター味やガーリック味、焼き肉ソースを使った味と変化がつけられます。
「形」では、こんにゃく一枚を半分に切り包丁で切り込みを入れてステーキ風にしたり、サイコロステーキ風やこんにゃくを厚切りや薄切り、ちぎりにして自由自在です。
「油」もごま油やサラダ油、オリーブ油やバターとヘルシーに活用できます。
ネギやニンニク、玉葱、じゃがいもと好みの食材と一緒に焼いていただきます。
肉が食べたくても健康に配慮したい方にはこんにゃくステーキは食欲を増す一品です。
今宵は、こんにゃくステーキのバリエーションでお楽しみください。

VOL 74 驚くべき“こんにゃく”の多様性

こんにゃくの使い方(医療・ダイエット・伝統食・美容雑貨)

食品でありながら“こんにゃく”の多様性に驚きます。江戸時代“蒟蒻百珍”として重宝されたこんにゃくも、明治、大正になると幅広く活用されるようになりました。
医療ではペニシリン開発に欠かせない青カビの培養や、薬を包むオブラートにも利用されていました。工業分野では、こんにゃく糊がたくさん活用されていました。風船爆弾や衣類の製造、人造ゴムとして自転車のタイヤやゴム靴、草履と大活躍です。
今では菓子や麺、ゼリーやプリンなどダイエット食品として世界に広がっています。
こんにゃくに含まれる成分セラミドを活用した“こんにゃく石鹸”や赤ちゃんにやさしい肌ざわりの天然成分100%の“こんにゃくタオル”とその多様性に驚きます。
おでん、田楽、すき焼きなどで人気のこんにゃくですが、用途は様々で、日本の数少ない“資源”として注目していいのではないでしょうか。

VOL 73 素晴らしき「こんにゃくの日」

こんにゃくの日

5月29日は“こんにゃくの日”です。
制定は平成元年(1989)ですが、こんにゃくの効用や機能を再確認してもらい健康に過ごして欲しいとの理由からです。
単なる語呂合わせではなく、5月頃にはこんにゃくの種芋の植え付けが行われる季節ですから、広くPRしたいものです。
こんにゃくの消費国は今や日本が1位で、年間一人当たり2キロの消費量だそうですからちょっと驚きます。健康食品として世界的な広がりを見せているのも頼もしい限りです。
平成27年の統計では、こんにゃくの生産量1位は群馬県で年間56、500トン、2位は栃木県で1,790トン、茨城は895トン、埼玉県466トンと圧倒的に北関東が多い食物です。
安永5年(1776)水戸藩の中島藤右衛門が粉にすることを考案して広がりをみせ、こんにゃくが水戸藩の大きな政策だったことを考えると世の中の変化がわかります。5(こん)2(にゃ)9(く)の日、わかり易いですね。

VOL 72 江戸の“こんにゃく売り”

こんにゃくを売る人

時代劇に魚屋の一心太助が木桶を前後に取り付け天秤棒を振り担いで売り歩く映像がありましたが、江戸時代には“振り売り”や“ぼて振り”と呼ばれる一人コンビニ商店で、ざるや木箱、カゴを前後につけて鮮魚や干し魚、豆腐や油揚げ、納豆や海苔などを大声で呼びながら売り歩いていたようです。そしてこんにゃくもこの振り売りをしていた文献があります。
室町時代に書かれた俳諧撰集に「足軽にこんにゃく売りな行きつれて、槍の先にて刺し身せらるる」という句が載っています。
“蒟蒻売りさん、足軽なんかと同行するんじゃないよ。気が短くて乱暴な足軽だから、すぐに喧嘩になり槍で突かれて、蒟蒻と同じように刺し身にされちまうよ”と、ちょっと物騒な歌ですが、どうやら“こんにゃく”も振り売りされていたようです。
納豆や豆腐も昭和の時代には自転車で売っていたことを知る人にとっては、蒟蒻もそうだったかと懐かしくなりますね。

VOL 71 「事八日」のこんにゃく

2月8日、12月8日は「事八日(ことようか)」と呼ばれ、行事・祭事・農事の日で、この日に「針供養」が行われ、針仕事を休み、折れたり、曲がったり、錆びたりして使えなくなった針をこんにゃくや豆腐に刺して供養し針仕事の上達を祈るという習わしです。

針の刺さったこんにゃく

古い針をこんにゃくや豆腐に刺すのは、いままでたくさんの硬い生地に刺しお世話になってきた針に、最後に柔らかいものに包まれて成仏してもらう、というねぎらいのためです。。
この習わしは和歌山県の淡島神社から広まった行事とされ、浅草寺や富岡八幡宮などでも行われています。この「事八日」には「お事汁」と言われる味噌汁を食べる風習も残されていて、里芋、ごぼう、こんにゃく、大根、人参なども入れたもので「お事煮」とも言われています。神様を送り迎えをする事始め、事納めとする物忌みの日として、静かに過ごす日ともなっています。こんなところでこんにゃくもお役に立っているのですね。

VOL 70 “黒い食べ物”の知恵と底力

21世紀に入って植物栄養学が注目されていますが、江戸時代の栄養学の書「本朝食鑑」に“黒い食べ物”の薬効が説かれています。

黒い食べ物

「黒豆はよく血を活かし毒を解す」「黒胡麻は五臓をうるおす」と植物性化学物質の薬効を示しています。江戸時代の人々は“黒い食べ物”の効能に気づいていたのです。
黒い食べ物には、黒豆、黒胡麻、黒砂糖、玄米、ごぼう、こんにゃく、そばなどに加え、ヒジキやワカメ、うなぎや黒豚など多種の黒い食べ物が書かれています。

現代の栄養学では黒い色の栄養素の中にポリフェノールやアントシアニン、セサミンやタンニン、ビタミン・ミネラルが豊富にありこんにゃくには第6の栄養素である食物繊維の効用がわかっていますが、江戸時代には丑の方角を守る玄武という“黒い神様”の力を示す食物といわれていたそうです。うなぎを食べる“丑の日”も黒の健康食としてその底力を表現したのですね。

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