日本独自の食材、ところてん・寒天を知って、
食生活をもっと豊かに。
ところてん | 江戸時代に庶民に広まり、涼を得られる食べ物として愛されてきました。食べ方は地域により様々です。 |
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一般的には、ところてんは酢醤油で食べますが、関西では黒みつをかけて食べるのが主流です。そのわけは奈良時代までさかのぼり、くずきりが「黒みつ」で食べていたことから、食感が似たところてんを「黒みつ」で食べるようになったようです。
このように、ところてんの食べ方は日本全国様々な食べ方があり、鰹節や七味、きな粉をかける、 からしやゆずをいれるなど、地域に根ざした食べ方が伝わっています。
寒天 | 製造技術の進歩で年間を通して製造され、形状も様々なものが開発され、その使い方は大きく広がりました。 |
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粉末で使いやすいため様々な用途に使われています。使い方は常温の水やだしに入れ、火にかけます。かき混ぜながら煮て、沸騰したらふつふつする程度の火加減に弱め、2分程度煮ます。調味料を加える場合は、粉寒天が溶けてから加えます。 | 昔ながらの寒天で、洗った後ちぎって水やだしに入れ火にかけ、かたまりが消えて透明感が出るまで煮ます。現在は粉寒天が主流となり棒寒天の製造は少なくなっています。 |
洗った後10分ほど戻して水切りしておきます。水気をしぼってサラダの具などにオススメです。もどす水をお湯にすると柔かな食感になります。スープや味噌汁にひとつまみ入れるだけで食物繊維の補給になります。 |