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こんにゃく問答

VOL 40 微妙な「寒天」と「トコロテン」の関係

寒天とトコロテン

こんにゃくもトコロテンも今や人気の健康食品ですが、「寒天」と「トコロテン」は同じ海藻が食材で、肥満症や糖尿病などいろいろな生活習慣病の予防に役立ちコレステロールの低下作用、便通改善の効果もあり“メタボ改善”の救世主となっています。

俳人一茶は「軒下の拵(こしら)え滝やところてん」と詠み、この頃は寒天とトコロテンは同じものとみなされていたようです。
同じ海藻が原料でも寒天とトコロテンは品質や特性が微妙に違うそうで、どうやら“鶏が先か、卵が先か”のような、ちょっと戸惑う関係です。「寒天」は、今から368年程前に京都伏見の美濃屋太郎左衛門が商品化し、参勤交代途上の九州島津候が美濃屋に泊まった際「トコロテン料理」も一品として膳に供されたとの記録があるそうです。コラムニスト野瀬泰申は「食の方言地図」の書で“トコロ天といえば、酢醤油に青海苔、からしをちょびっとつけツルツルといただく”と表現しています。
夏の風物詩ですね。

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