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こんにゃく問答

VOL 33 お菓子のようなこんにゃく料理

「氷室(ひむろ)」、「花がせ」、「高砂」、「井出の里」と聞いて“和菓子?”と思われる方が多いと思いますが、なんと江戸時代のレシピ本「蒟蒻百珍」にある、なんとも美味しそうな“こんにゃく料理”なのです。

「氷室」は氷に見立てた菓子ですが、こんにゃくを氷に見立て“夏によく冷やして砂糖をかけるもよし”とあり、お菓子ですね。「花がせ」は“こんにゃくを糸づくりにしてよくもみ、うすくざっと味を付けてその上に少しかための葛あんをかけていただく”とありますから、こんにゃくを葛切りと見立てての料理でしょうか。

「高砂」は“こんにゃくをゆで上げ、よくしぼってご飯の上に盛り、別に肉汁(だしじる)をこしらえて、かやく、おろし大根、生姜をのせていただく” これは、すき焼きの具をのせた“肉飯”ですが「高砂」ですか。

江戸の人々は、ネーミングにも凝って料理を楽しんでいたのですね。

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