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VOL 23 こんにゃくの七変化

茨城県の袋田の滝で知られる大子町にある蒟蒻神社に祀られている中島藤右衛門が発明した「蒟蒻粉」によって、手のひらいっぱいの粉から鍋一杯分の蒟蒻ができることから「こんにゃくはお化け」といわれる“魔法の粉”となったのです。

子どものころに遊んだ“きもだめし”で、暗闇でこんにゃくに触って驚いた記憶がありますが、こんにゃくの七変化も楽しいですね。

江戸の「蒟蒻百珍」には珍しいこんにゃく料理が紹介されていますが「隠里(かくれざと)」という料理はどうでしょう。

「弐ッ切にて、小口より内をきりぬき、かやくをつめ、また小口へうどんこをぬり、さっと揚げ用ゆ。姿のかわらぬを専用とす」とあります。こんにゃくを二つに切り、中身をくりぬいてお好みの具を詰め、さっと揚げていただくおでんの“巾着”のような一品ですが、こんにゃくの型を変えずになかからいろいろな具が出てきたら楽しいでしょうね。

VOL 22 愛すべき「こんにゃく」の未来

江戸でもてはやされた“こんにゃく料理”も、あまり「美味しい」と褒められることも「まずい」と叱られることもありませんが、“なくてはならない”食べ物です。
「おでん屋」「すき焼き屋」には欠かせませんが、さりとて“こんにゃく”がなくては商売が成り立たないわけでもありません。一見たよりない“こんにゃく”も知らない子どもがいるわけでもなく、家庭料理にひょっこり顔を出す料理です。

こんにゃくの歴史をたどるとこんにゃく生産の浮き沈みは激しかったのですが、ダイエットやメタボ対策で新しいこんにゃく料理が誕生し、その価値が栄養学的にも評価され世界的な広がりをみせています。

あの“ぷるぷる”“ブルブル”が、おしゃれになってお菓子やパスタになり、現代の“健康食”として昔と変わらぬ愛すべき存在感が何とも言えない魅力です。

“こんにゃく”の更なる進化に期待です!

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