普段何気なく食べているおでんが、実は健康に良い具材の宝庫だったとご存じでしたか?
おでんの具材は、卵や魚介類、野菜など、高タンパク質・低カロリーながら食物繊維やビタミン・ミネラルも豊富です。また、温かいスープは深部体温を高め、血行をほぐし免疫力低下を防ぎます。
おでんは、具材のバリエーションによって様々な栄養素を摂ることができ、健康・ダイエット・美容効果が高まる優秀なメニューなのです。おでんならではのほっこり感を楽しみながら、おいしく、健康になりましょう!
タンパク質は筋肉・肌だけでなく、酵素やホルモンなどの材料であり、細菌やウイルスなどの病原菌を排除する免疫細胞の活性化にも不可欠な栄養素です。
「完全栄養食」といわれるたまごは栄養バランスの優れた高タンパク質食品であり、腹もちもバツグン。ちくわやはんぺん等の魚肉練り製品はすり身にすることで消化吸収がよい上に脂質が少ない高タンパク質具材です。
大豆を使った厚揚げやがんもどきに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの働きを補い、若々しい体づくりをサポートしてくれます。
ダイエットや美容に効果的な食物繊維がたっぷり摂れるのもおでんの嬉しいポイントです。
こんにゃくや白滝、昆布、大根に豊富に含まれている食物繊維には、腸のぜん動運動を促して便通を良くしてくれたり、コレステロールの吸収や血糖値の上昇を抑える働きがあるので、ダイエット中の方にはおすすめ食材です。
また、こんにゃくには、肌の構成要素の「セラミド」を含むので、肌の保湿アップが期待できます。
おでんには日頃不足しがちなビタミンやミネラルも補える具材が豊富です。
たまごや昆布には疲労回復を促すビタミンB1や新陳代謝を活発に促すビタミンB2が含まれます。
大根には余分な塩分の排出を促すカリウム、豆腐や野菜を原料として作られるがんもどきには丈夫な骨や歯をつくるために必要なカルシウムを含んでいるため、小さなお子様からお年寄りまで食べていただきたい具材です。
変わり種としてブロッコリーやトマトをいつものおでんに追加していただくことで、ビタミンCなどの栄養素をプラスできます。
京がんも
糖質や脂肪の摂り過ぎは中性脂肪の値を高め、生活習慣病発症リスクを高めます。大根、こんにゃく、しらたき、昆布巻き、牛すじなどのおでんの定番具材は、低糖質・低脂肪の上にボリュームや食べ応えもあるためおすすめです。
魚や大豆を原料とした練りものは低脂質なものも多いですが、炭水化物である餅を使った餅巾着、ごぼう巻き、さつま揚げ、ちくわなどの練りものは糖質やカロリーが比較的高めになるので、食事コントロール中の方は食べ過ぎないように注意が必要です。
オメガ3脂肪酸であるDHA・EPAには、血液サラサラ効果、中性脂肪の低下、認知機能に効果的であることがわかっていますが、熱や喉の痛みなどの炎症で周りの生体組織にダメージを与えないようコントロールする働きもあります。
DHAやEPAは、魚のすり身を使った練り製品で特にイワシやアジ、サバなど青魚から作られたものに豊富です。おでんの具材ではイワシのつみれをセレクトしましょう。
また青魚に含まれているビタミンDも自然免疫を活性化する感染防御作用があります。正常な免疫機能を保つためにもDHA/EPAともに積極的に摂取したい栄養素です。
栄養豊富な大根はあらかじめレンジで加熱して時間短縮。出汁が早く染み込みます。 ダイエットや美容に良い具材を選んで、美味しくおでんを楽しんでください。
糖質
15.9g
カロリー
125kcal
脂質
1.7g
塩分
2.9g
食物繊維
2.0g
食べやすい串型で、みそ風味のたれには玉ねぎのすりおろし入りで栄養プラス。
お酒のおつまみにも、夏にもおすすめのおでんです。
糖質
7.1g
カロリー
259kcal
脂質
15.8g
塩分
1.6g
食物繊維
3.6g
定番おでん+こんにゃくうどんをカレー味にしたらダイエットカレーうどんの出来上がり。
冷蔵庫の残りもののお野菜も入れたら一気に栄養バランスが高まります。
糖質
23.4g
カロリー
173kcal
脂質
2g
塩分
5g
食物繊維
5.1g